

岳温泉元湯

二本松市永田字元湯1の2、1の3、2の2、3の2、3の3

調査及び 試験年月日 | 平成11年5月11日 |
泉温 | 51.0℃(調査時における気温 15℃) |
湧出量 | 1350 l/min(自然湧出) |
知覚的試験 | 無色透明、強酸味を呈し、無臭、わずかに白色の沈析物がある。 |
pH値 | 2.5 |
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分析終了 年月日 | 平成11年6月8日 |
知覚的試験 | 無色透明、強酸味を呈し、無臭、わずかに白色の沈析物がある。 (採水後72時間) |
密度 | 0.9988 (20℃/4℃) |
pH値 | 2.48 |
蒸発残留物 | 676.8mg/kg(130℃) |
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【陽イオン】
成分 |
ミリグラム (mg) |
ミリバル (mval) |
ミリバル% (mval%) |
ナトリウムイオン(Na+) |
18.1 | 0.79 | 9.23 |
カリウムイオン(K+) |
4.0 | 0.10 | 1.17 |
マグネシウムイオン (Mg2+) |
8.0 | 0.66 | 7.71 |
カルシウムイオン(Ca2+) |
26.9 | 1.34 | 15.65 |
アルミニウムイオン (Al3+) |
21.5 | 2.39 | 27.92 |
マンガンイオン(Mn2+) |
0.2 | 0.01 | 0.12 |
鉄(II)イオン(Fe2+) |
1.8 | 0.06 | 0.70 |
鉄(III)イオン(Fe3+) |
0.3 | 0.02 | 0.23 |
水素イオン(H+) |
3.2 | 3.17 | 37.03 |
アンモニウムイオン (NH4+) |
0.4 | 0.02 | 0.23 |
陽イオン 計 |
84.4 | 8.56 | 100 |
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【陰イオン】
成分 |
ミリグラム (mg) |
ミリバル (mval) |
ミリバル% (mval%) |
フッ素イオン(F-) |
1.3 | 0.07 | 0.81 |
塩素イオン(Cl-) |
2.5 | 0.07 | 0.81 |
水硫イオン(HS-) |
0.0 | 0.00 | 0.00 |
硫酸イオン(SO42-) |
386.8 | 8.05 | 93.50 |
炭酸水素イオン(HCO3-) |
0.0 | 0.00 | 0.00 |
炭酸イオン(CO32-) |
0.0 | 0.00 | 0.00 |
臭素イオン(Br-) |
0.0 | 0.00 | 0.00 |
ヨウ素イオン(I-) |
0.0 | 0.00 | 0.00 |
ヒドロ硫酸イオン(HSO4-) |
41.2 | 0.42 | 4.88 |
ジヒドロリン酸イオン (H2PO4-) |
0.1 | 0.00 | 0.00 |
陽イオン 計 |
431.9 | 8.61 | 100 |
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【1.非解離成分】
成分 |
ミリグラム (mg) |
ミリモル (mmol) |
メタケイ酸(H2SiO3) |
121.0 | 1.55 |
メタホウ酸(HBO2) |
2.9 | 0.07 |
遊離硫酸(H2SO4) |
0.3 | 0.31 |
非解離成分 計 |
124.2 | 1.93 |
溶存物質(ガス性のものを除く)
0.6405g/kg
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【2.溶存ガス成分】
成分 |
ミリグラム (mg) |
ミリモル (mmol) |
遊離二酸化炭素(CO2) |
0.0 | 0.00 |
遊離硫化水素(H2S) |
0.0 | 0.00 |
溶存ガス成分 計 |
0.0 | 0.00 |
成分総計 0.6405g/kg
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成分 |
ミリグラム (mg) |
総ヒ素 |
0.042 |
銅イオン |
0.01未満 |
鉛イオン |
0.005未満 |
総水銀 |
0.0005未満 |
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単純酸性温泉
(旧泉質名 単純酸性泉)〔掲示用泉質名 酸性泉〕(低張性 − 酸性 − 高温泉)

禁忌症 |
一般的禁忌症(浴用)
急性疾患(得に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、
呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)
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泉質別禁忌症(浴用)
皮膚・粘膜の過敏な人、特に光線過敏症の人
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適応症 |
一般的適応症(浴用)
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消火器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進
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泉質別適応症(浴用)
慢性皮膚病
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- 1温泉療養を始める場合は、最初の数日の入浴回数を1日当り1回程度とすること。その後は1日当り2回ないし3回までとすること。
- 2温泉療養のための必要期間は、おおむね2ないし3週間を適当とすること。
- 3温泉療養開始後おおむね3日ないし1週間前後に湯あたり(湯さわり又は浴湯反応)が現れることがある。「湯あたり」の間は、入浴回数を減じ又は入浴を中止し、湯あたり症状の回復を待つこと。
- 4以上のほか入浴には次の諸点について注意すること。
- 1入浴時間は、入浴温度により異なるが、はじめは3分ないし10分程度とし、慣れるにしたがって延長してもよい。
- 2入浴中は、運動浴の場合は別として一般には安静を守る。
- 3入浴後は、身体に付着した温泉の成分を水で洗い流さない
(湯ただれを起こしやすい人は逆に真水で身体を洗うか、温泉の成分を拭き取るのがよい)。
- 4入浴後は湯冷めに注意して一定時間の安静を守る。
- 5次の疾患については、原則として高温浴(42℃以上)を禁忌とする。
ア、高度の動脈硬化症 イ、高血圧症 ウ、心臓病
- 6熱い温泉に急に入るとめまい等を起こすことがあるので十分注意をする。
- 7食事の直前・直後の入浴は避けることが望ましい。
- 8飲酒しての入浴は特に注意する。